欅坂46の武道館3rdアニバーサリーライブのセトリと感想を掲載しています。全体〜部分ごとに感想、欅文字やサプライズ発表がなかった理由などについても考察しているので、武道館3rdアニラについて気になる方はぜひご覧ください。
武道館3rdアニバーサリーライブのセトリ
3rdアニバーサリーライブin武道館では、1〜3日のセトリの変更はありませんでした。なお3日目のみ最後にアンコールがあり黒い羊が披露されました。
セトリ一覧
曲名 | |
① | 危なっかしい計画 |
MC1 | |
アンコール | |
Overture | |
② | 避雷針 |
③ | 大人は信じてくれない |
④ | 月曜日の朝、スカートを切られた |
⑤ | エキセントリック |
⑥ | I’m out |
⑦ | Nobody |
⑧ | 二人セゾン |
MC2 | |
影絵パフォーマンス | |
⑨ | キミガイナイ |
⑩ | もう森へ帰ろうか |
⑪ | 君をもう探さない |
⑫ | 東京タワーはどこから見える? |
⑬ | Student Dance |
⑭ | 語るなら未来を… |
⑮ | 風に吹かれても |
⑯ | アンビバレント |
アンコール(3日目のみ) | |
① |
黒い羊 |
エンドロール |
武道館3rdアニバーサリーライブの感想
武道館3rdアニラ全体を通して
★大阪からの続きとなるライブ
今回の武道館3rdアニラは4/4〜4/6に大阪で行われた3rdアニラの続きとなるものでした。
それを象徴するのが1曲目の「危なっかしい計画」からのキャプテン菅井友香の挨拶、そしてアンコール。
危なっかしい計画を披露し、菅井友香の「今回の3rdアニバーサリーライブは大阪と東京をまたいで一つのライブが完成します。以上、欅坂46でした!」という挨拶の後メンバーはステージ裏へはけていきました。そしてこの後「欅坂!46!」というアンコールが響き渡り、いよいよ武道館公園がスタートするのです。
★ユニット曲なしの怒涛の90分
今回の武道館3rdアニラはユニット曲がなく、全てが全体曲で構成されたパフォーマンスとなっていました。
また、披露された曲どれもが体力の消耗が激しいメッセージ生の強い曲ばかりで、常に圧倒されるライブだったのです。
正直スタート直後から
「体力はもつのか。。。?」
と少し不安にもなりましたが、メンバーの力強いパフォーマンスを見てそんな不安もすぐに飛んでしまいました。
曲・部分ごとの感想
★危なっかしい計画〜Overture
「ドンッ!!!」
という重低音のあとステージに光が差すといつもアンコールで聞くあの曲が流れ始めます。
この曲を聞いた瞬間に「あ、大阪からの続きなんだな。3rdアニラは大阪と東京で完成するんだな」と感じることができました。
最高の入りだったと思います。
★かっこよさ全開の魅せるパフォーマンス
Overtureの後、「避雷針」〜「二人セゾン」までノンストップで披露していきます。そしてMCを挟んでからの「キミガイナイ」〜「アンビバレント」。
まさに「魅せる」パフォーマンスでした。
欅坂46のイメージ「ダークな曲調」「メッセージ性の強い歌詞」「反骨心」これらを凝縮したようなアイドルとは思えないライブ。
メンバー一人一人が「曲を表現する」「欅坂46を伝える」「今この瞬間に命をかけている」本気でこう想っていたからこそのクオリティーを感じることができたのだと思います。
★笑顔に包まれたMC
「二人セゾン」の後のMCでは会場全体が笑顔に包まれる展開となりました。
菅井友香が「3年間やってきてみんなはどう感じてる?」と土生瑞穂にパスすると、「いきてきた中で一番濃かった」続けて「3年間で一番飲んだ飲み物はタピオカ」と土生ワールド全開なトークに。笑
そしてこの答えに対して菅井友香が「タピオカのように噛みごたえのあるグループになりたい」と上手なのかどうか分からない絶妙な切り返しを見せ、笑いを生んでいました。
★見る人を魅了した影絵
MCが終わると菅井友香による「これからのステージはぜひペンライトを消してお楽しみください」で後半はスタートしました。
これもまたアイドルのライブとは思えないメンバーたちのシルエットを使った「影絵」のパフォーマンス。
ペンライトが消え真っ暗になった会場で平手友梨奈、佐藤詩織を中心とした物語が作り出されました。
★黒い羊で泣いてしまった
「アンビバレント」の大きな盛り上がりの後メンバーがステージ裏にはけるとすぐに「欅坂!46!」というアンコールが始まりました。
そしてパッとモニターに映し出されたのは真っ赤に染まった花びらの中で横たわる平手友梨奈。欅坂ファンならこれを見ただけで何の曲が来るのかわかりますよね。
私は生で黒い羊を見たことがなかったのでこの時点でうるうるきてしまっていました。
そして赤い彼岸花を持った平手友梨奈とMVと同様の衣装に着替えたメンバーたちの登場。パフォーマンス中にはメンバーに囲まれていじめられるような平手友梨奈の姿が。もう号泣です。
こんなにも心にくるパフォーマンスは今までにありませんでした。
武道館3rdアニバーサリーライブの考察
欅文字の解読
武道館3rdアニラ終演後、守屋茜のブログでこんな画像が。
これは新たに作られた「欅文字」で書かれたものですが、皆さんは解読できましたか?じつは7thシングル「アンビバレント」について書かれていたのです。これを解読すると以下のようになります。
▼石碑の欅文字
AMBIVALENT(アンビバレント) 7TH SINGLE 2018 08 15 GANBOU HA(願望は) NIRITSUHAIHAN(二律背反) MIYU SUZUMOTO(鈴本美愉) NANAKO NAGASAWA(長沢菜々香) NERU NAGAHAMA(長濱ねる) MIZUHO HABU(土生瑞穂) YURINA HIRATE(平手友梨奈) AKANE MORIYA(守屋茜) RIKA WATANABE(渡辺梨加) RISA WATANABE(渡邉理佐) |
アンコールが黒い羊だった意味は?
★これからも欅坂46は前に進む
思い返してみれば、このアニバーサリーライブは大阪の1曲目「サイレントマジョリティー」から始まり武道館でのラスト「黒い羊」で終わっています。
1stシングルで始まり、8thシングルで終わることでこの3年間を締めくくると共に欅坂46はこれからも前に進んでいくことを表現したかったのではないでしょうか。
最後の平手友梨奈の涙にも力強いメッセージ性を感じ取ることができます。
2017〜2018年にかけてメンバーの休業や卒業等が続き不安定なグループだと報道されてしまった時期もありました。
ただ、この大阪〜東京にかけてのアニバーサリーライブを通して、これからも欅坂46は「今この瞬間」を大切にし前に進んでいくという意思が感じられるようなライブだったと思います。
サプライズ発表がなかったのはなぜ?
★欅坂46を伝えるライブだったから
アニバーサリーライブでは何かしらのサプライズ発表が恒例となっていましたが、今回の3rdアニバーサリーライブではありませんでした。
これはこのライブが欅坂46の曲や世界観を伝えるためだったからでしょう。
こんなに欅坂46が凝縮されたライブにサプライズは必要ありません。力強いメッセージを伝えるために全力を尽くしたメンバー、これ以上の味付けはいらないのです。
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